【卓球】レシーブの判断力を高める方法とは?試合で使えるコツを徹底解説
🏓 本記事はこんな方にオススメ
- 横回転に対するレシーブを覚えたい方
- どういった判断でレシーブをしているのか知りたい方
- レシーブの見極め方を知りたい方
今回は、卓球スクール・タクティブに在籍する現役の卓球プロコーチが、レシーブを判断するための基本からコツまでありとあらゆる角度から徹底的に解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
レシーブの判断方法とは
まずレシーブとは、相手のサーブに対して自分が2球目で返球することを指します。
ここでロングサーブが来るのか、ショートサーブが来るのかをまず判断しなければいけません。
その中でも上回転系なのか、下回転系なのかを見極める必要があるため、ミスが増えてしまい、苦手意識を持つ方が多い印象です。
今回は、右利き同士の対戦を想定した「横回転がわからない方に向けたレシーブ方法」と「ロングサーブとショートサーブの判断方法」と「上回転系と下回転系の見極め方法」の3つに分けてご紹介します。
横回転がわからない方に向けたレシーブ方法
次は、横回転のレシーブについて解説していきます。
横回転に対するレシーブの判断方法は主に2つあり、「相手のサーブの構えを見ること」と「構えに対して出すレシーブの角度を覚える」ことです。
相手のサーブの構えで判断をする
レシーブをするときに相手のサーブの構えを見てある程度の返球方法を予測してしておくと返球する際に迷いなくレシーブすることができます。
ここでそのサーブのフォームの違いをご紹介したいと思います。
写真1逆横回転サーブ 写真2順横回転サーブ
写真1のように逆横回転サーブはいわゆる巻き込みサーブと言われるもので、自分の方から見て右に曲がるようなサーブです。
特徴としては、出す前にラケットのヘッドが立っていることが多いです。
写真2のサーブのフォームは順横回転サーブがくることが多いです。このサーブは自分の方から見て左に曲がるサーブです。
特徴としては、出す前にラケットのヘッドが寝ていたり、真っ直ぐ横を向いていたりします。
巻き込みサーブのようにラケットが立っている状態で順横回転を出すことは中々困難なため、出してくる頻度は少ないと考えておいて大丈夫だと思います。
サーブの構えに対してレシーブする角度を覚える
続いて、相手のサーブの構えに対して、レシーブの角度をある程度覚えてしまうことが大切です。
逆横回転サーブに対しては、少しボールの左側を捉えるようにして返すと安定して入れやすくなります。
理由としては、触れると左側に飛んでいきやすいサーブのため、左側に飛んでいかないように抑えるためです。
このサーブに対するレシーブは、フォアでもバックでも相手のバック側に返せるような角度を作ると返球しやすくなります。
順横回転も考え方は同様で、触れると右に飛んでいきやすいサーブなので、右側を捉えながら返すことを意識すると返しやすくなります。
このサーブに対するレシーブは、相手のフォア側を狙うような角度を作ってあげると返球しやすくなります。
ロングサーブとショートサーブの判断方法
次は、ロングサーブとショートサーブの判断方法について解説していきます。
判断方法は「相手のインパクトの瞬間を見る」と「打球した音を聞く」の2つあります。
相手のインパクトの瞬間を見る
相手のインパクトの瞬間を見るだけでなく、力が入っているか、力が入っていないかを見るといいと思います。
また、サーブで力が入っている時は、バックスイングが少し大きくなる傾向があります。
そのバックスイングの大きさで判断し、ロングサーブを判断することもいいと思います。
打球した音を聞く
これまで経験をしてきて、全て目で判断をしてきた感覚はありません。打球した瞬間の音で判断をしていたことが個人的には多い印象です。
ショートサーブはしっかりと回転をかけるため、音は「シュッ」と低めですが、ロングサーブは、回転よりも早さを重視するため音は「ポンッ」と高めの音がします。
試合において相手のロングサーブの出す頻度を分析する
試合では、基本的にショートサーブから始めて、ロングサーブを要所で出すことが一般的とされています。
ここで1セット目では、どのくらいの頻度でロングサーブが来るのかを考えながら試合に臨めるといいと思います。
ロングサーブを多く多用する選手では、ロングサーブが来たら回り込んでフォアドライブの2球目で仕留められるような待ち方をするといいと思います。
上回転系と下回転系の見極め方法
次は、上回転系と下回転系の見極め方法のコツについて解説していきます。
ボールの軌道を見て素早く判断する
個人的にですが、相手のラケットの向きや角度を見て全て判断するということはあまりやっていませんでした。
飛んできたボールの軌道を見て素早く判断するようにしていました。
上回転系はボールが伸びることとバウンドが少し高いことが特徴です。一方下回転は、弧線が低く飛んでくる特徴があります。
その判断に慣れない間は、あえて打点を落として少し見て判断する時間を長くするといいと思います。
自分がサーブで上回転系、下回転系を出せるようになる
よくレシーブの判断方法で「自分が出せるようになったサーブは判断ができるようになる」と言われることがあります。
それは本当にあると思っており、執筆者も初めはレシーブの判断が得意ではありませんでした。
しかし、ほとんどのサーブを上と下回転系、が出せるようになったときに相手のサーブも自然と返球できるようになった経験があります。
自分がサーブを出せるようになれば、相手のサーブのフォームを見たときに素早く判断することができると考えています。
ぜひ、苦手なサーブを抱えている人は、そのサーブを出せるように練習してみるといいと思います。
まとめ
今回は、レシーブの判断方法について徹底解説しました。
「レシーブの判断方法をしっかり身につけて勝てるようになりたい!」という方にはタクティブのパーソナルレッスンがおすすめです。
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