【卓球】3球目攻撃のコツと練習法 – 試合で勝つための必須テクニック
本記事では卓球における3球目(3球目攻撃)について、日本最大級の卓球スクールのプロコーチが詳しく解説。
基本から応用まで、実践的な練習法と試合で勝つためのテクニックを紹介。
初心者からベテランまで、すべての卓球プレイヤーに役立つ情報が満載です。
目次
卓球における3球目攻撃とは?
卓球における3球目攻撃は、試合の流れを左右する重要な技術です。
サーブを出した後、相手のレシーブを狙い、攻撃をすることを指します。
3球目攻撃の定義と重要性
3球目攻撃とは、サーバーがサーブを出し(1球目)、レシーバーがそれを返球し(2球目)、再びサーバーが攻撃をする(3球目)ことです。
この3球目で積極的に攻撃することで、試合の主導権を握ることができます。
特に現代の卓球では、サーブ権を持つ選手が有利とされており、3球目攻撃の成功率が勝敗を大きく左右します。
3球目攻撃のメリット
3球目攻撃のメリットは以下です。
- 試合の主導権を握れる
- 相手の態勢が整う前に攻撃できる
- サーブとの連携で効果的な戦術を組み立てられる
- 相手の返球を予測しやすい
- 心理的優位性を得られる
これらのメリットを活かすことで、試合を有利に進められる可能性が高まります。
効果的な3球目攻撃のための準備
3球目攻撃を成功させるには、適切な準備が不可欠です。
ここでは、攻撃の土台となる要素について解説します。
3球目攻撃のための準備:サーブの重要性
3球目攻撃の成功は、良質なサーブから始まります。
相手が返しづらいサーブ、返球が読みやすいサーブを出すことで、攻撃しやすい球を引き出すことができます。
回転量、スピード、配球を工夫し、相手に読まれにくいサーブを身につけましょう。
相手の読まれにくいサーブの解説はこちらの記事をご覧ください↓
◾️【卓球】 横回転サーブ徹底ガイド:基礎から上達、種類、打ち方、返し方をプロコーチが解説
相手の読まれにくいサーブの解説はこちらの動画をご覧ください↓
3球目攻撃のための準備:フットワークとポジショニング
サーブを出した後、素早く適切な位置に移動することが重要です。
相手のレシーブに応じて、攻撃しやすいポジションを取れるよう、日頃からフットワークの練習を行いましょう。
特に、バックハンド側からフォアハンド側への移動を素早く行えるようになると、攻撃の幅が広がります。
フットワークの解説はこちらの記事をご覧ください↓
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3球目攻撃の基本テクニック
ここでは、3球目攻撃で使用する基本的なテクニックを紹介します。
これらの技術を習得し、状況に応じて使い分けることが重要です。
3球目攻撃の基本テクニック:フォアハンドドライブ
フォアハンドドライブは、3球目攻撃の代表的な技術です。
スピードと回転を兼ね備えた攻撃で、相手のコートに強い圧力をかけることができます。フォアハンドドライブを成功させるためのポイントは以下の通りです。
- 適切な打点で打つ
- 腰の回転を使ってパワーを生み出す
- ラケット面をコントロールし、必要な回転をかける
- フォロースルーを意識し、ボールに力をしっかりと伝える
フォアドライブの解説はこちらの記事をご覧ください↓
◾️【卓球】フォアドライブを徹底ガイド!プロコーチが教えるフォアドライブの基礎〜応用まで
フォアドライブの解説はこちらの動画もご覧ください↓
3球目攻撃の基本テクニック:バックハンドドライブ
バックハンド側に来た球に対して、素早くコンパクトに攻撃するテクニックです。
通常、バックドライブでの強打は難易度が高い傾向にありますが、習得することで相手の陣形を崩す効果があり、得点率が高くなります。
バックハンドドライブを成功させるためのポイントは以下の通りです。
- 適切な打点で打つ
- 腕全体でスイングをする
- ボールの上をなでるようにして回転をかける
- フォロースルーを意識し、ボールに力をしっかりと伝える
バックドライブの解説はこちらの記事をご覧ください↓
◾️【卓球】バックドライブの上達法!プロコーチが教える上回転・下回転の打ち分け、練習方法まで解説
バックドライブの解説はこちらの動画をご覧ください↓
3球目攻撃の基本テクニック:ループドライブ
ループドライブは下回転の球に対して有効な攻撃技術です。
ボールの下側をこするように打ち、大きな上回転をかけることで、相手のコートに強烈な回転球を送り込みます。
ループドライブを成功させるためのポイントは以下の通りです。
- 膝を曲げて低い姿勢から打つ
- ラケットを下から上に大きく振り上げる
- ボールの接点を意識し、十分な摩擦を生み出す
ループドライブの解説はこちらの記事をご覧ください↓
3球目攻撃の戦術と応用
基本テクニックを習得したら、次は実際の試合で活かすための戦術を学びましょう。
ここでは、状況に応じた3球目攻撃の選択肢と、その効果的な使い方を解説します。
3球目攻撃の戦術と応用:サーブとの連携
3球目攻撃の成功率を高めるには、サーブとの連携が重要です。
例えば、下回転の強いサーブを出した後は、相手が強打ではなく繋げてくる様に返球してくる可能性が高いため、強烈なループドライブで攻撃するといった具合です。
サーブのバリエーションを増やし、それぞれに対応した3球目攻撃のパターンを用意しておくことで、相手を翻弄することができます。
3球目攻撃の戦術と応用:配球の工夫
3球目攻撃の配球も重要な要素です。
相手の得意・不得意を見極め、弱点を突く配球を心がけましょう。
また、同じコースばかりを狙うのではなく、時には思わぬところに配球することで、相手の予測を裏切ることも効果的です。
- 相手のバックハンド側を狙う
- コーナーを狙って相手を走らせる
- ストレートとクロスを織り交ぜる
- 時折ショートボールを入れて相手の間合いを崩す
3球目攻撃の練習法
3球目攻撃の技術を向上させるには、効果的な練習が欠かせません。
ここでは、実践的な練習方法をいくつか紹介します。
3球目攻撃の練習法:多球練習
コーチや練習相手に多くの球を連続して出してもらい、様々な状況での3球目攻撃を練習する方法です。
以下のようなメニューが効果的です。
- フォアハンドコース固定練習:コーチがフォアハンド側に球を出し、プレイヤーは3球目攻撃を繰り返し練習する
- バックハンドドライブ練習:コーチがバックハンド側に球を出し、プレイヤーは3球目攻撃を繰り返し練習する
- ランダムコース練習:コーチが様々なコースに球を出し、プレイヤーは適切な3球目攻撃を選択する
3球目攻撃の練習法:サーブ&アタック練習
実際の試合を想定し、サーブから3球目攻撃までを一連の流れで練習します。
- サーブを出す→相手のレシーブを想定して球出しをしてもらう→3球目攻撃を実行する
この練習を繰り返すことで、サーブと3球目攻撃の連携が向上します。
3球目攻撃の練習法:ゲーム形式の練習
実践的な練習として、3球目攻撃を意識したゲーム形式の練習も有効です。
- 3球目攻撃成功で2点とするゲーム
- サーブ権を交代で3回ずつ行い、合計得点を競うゲーム
- 3球目攻撃が決まるまでラリーを続けるゲーム
これらの練習を通じて、実戦での3球目攻撃の成功率を高めることができます。
まとめ
3球目攻撃は、卓球の試合において非常に重要な要素です。
基本テクニックの習得から、状況に応じた戦術の選択、そして効果的な練習法まで、この記事で解説した内容を実践することで、あなたの3球目攻撃は確実に向上するでしょう。
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この機会を逃さず、卓球スキルの飛躍的な向上を目指しましょう。