【卓球】初心者でも安心!レシーブの基本とコツ・練習方法

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この記事を書いた人(コーチ詳細

嵯峨 弘平 Kohei Saga

ゴールドコーチ
  • 関東大会埼玉県予選 団体の部・ダブルスの部:ベスト8
  • 全国高等学校卓球選手権大会(インターハイ) 埼玉県予選 団体の部・ダブルスの部:ベスト8

🏓 本記事はこんな方にオススメ

卓球のレシーブは試合のスタートを決める大切なスキルですが、初心者にとっては難しく感じることも少なくありません。

どの位置に立つべきか、どうやって相手のサーブを返せばよいのか、不安になることもあるでしょう。

本記事では、初心者でも安心してレシーブを練習できる基本の立ち位置やコツ、効果的な練習方法を分かりやすく解説します。

レシーブ力を磨いて、試合で自信を持ってプレーできるようになりましょう!

レシーブとは

レシーブとは、卓球における相手のサーブを返球するプレーのことを指します。

レシーブは、相手の複雑なサーブに合わせて行うことからも卓球の技術の中でも非常に難しい技術の一つと言えます。

しかし、相手のサーブを返すのは卓球の試合で必ずある場面でもあるため、難しいながらも技術を習得する必要があります。

レシーブで使用する主なテクニック

レシーブで使用する技術は様々です。ここでは基本的な技術を5項目紹介します。

基本のフォアハンド・バックハンド

まず最初に基本のフォアハンド・バックハンドを紹介します。

これは、相手の上回転系のサーブに対して使用することが多いです。

上回転のサーブのボールに対して、これをすることで、相手のサーブに対して合わせやすく安定してレシーブすることができます。

ツッツキ

2つ目は、ツッツキです。

主に相手の下回転サーブに対して使用します。

相手の下回転サーブは基礎打ちの仕方で返球するとボールが下に落ちてしまうので、その分ラケットの面を上に向かせて打球する必要があります。

そのため下回転に対してツッツキをすることでボールが下に落ちることなく安定してレシーブすることができます。

ストップ

3つ目はストップになります。

ストップはツッツキの応用的な技術で、相手のコートに2バウンド以上するような短いボールのことを言います。
こうすることで相手の強打を封じ、自分のチャンスボールを待つことができます。

フリック

4つ目はフリックになります。

これはレシーブの中でも攻撃的なレシーブであり、レシーブから攻めていきその後の展開を有利にしたいときに使用します。

やり方としては、相手のボールの頂点のところを、手首を使って少しドライブ気味に打ちます。そうすることで弧線を描き安定して相手のコートにいれることができます。

チキータ

最後はチキータになります。

これはバックハンドの応用技術であり、台上で短い相手のサーブに対してバックハンドで強烈な横回転や上回転をかけてレシーブする技術になります。

そうすることで威力のあるボールでレシーブすることができ、そのまま得点したり、相手にその後のラリーを防戦一方にさせたりと非常に大きなメリットがあります。

レシーブのやり方:サーブの回転による違い

次は、初心者の方向けにレシーブのやり方について解説していきます。

レシーブは相手のサーブに対する技術であり、受けるサーブもいろいろな回転があるためにそれぞれの回転ごとにやり方が異なります。

ここでは、大まかに回転ごとのレシーブ方法を解説するのでぜひ覚えていってください。

レシーブのやり方:上回転に対して

上回転とは、前進回転であり、ラケットに当てると上にボールが飛んでいくのが特徴です。

基本は、基礎打ちのフォアハンド、バックハンドで返球するようなイメージで返球するイメージを持ちましょう。

レシーブのやり方:下回転に対して

下回転とは、バックスピンのかかったボールであり、ラケットに当てるとボールが下に飛んでいくのが特徴です。

ラケット面を垂直にすると下に落ちてしまうので、面を上に向けツッツキをして返球するのが一般的な返球の仕方になります。

レシーブのやり方:横回転に対して

横回転は、横方向に回転がかかっているボールのことを指し、ラケットに当てたときにも、横方向にボールが飛んでいくのが特徴です。

一般的には、横回転の方向に対してラケットの角度を調整するように返球します。

以下では、サーバーが右利きの場合の返球の仕方を紹介します。

レシーブのやり方:順横回転に対して

右利きの順横回転サーブは、時計回りに回転がかかっているボールのことをいいます。

順横回転のサーブは、基礎打ちの仕方で返球すると、右方向に飛んでいく性質があります。

そのためラケットの面の角度を左に向け、相手コートの左側を狙うと返球することができます。

レシーブのやり方:逆横回転に対して

逆横回転サーブは、反時計回りに回転がかかっているボールのことを指します。

順横回転とは逆に、基礎打ちの打ち方で当てると左方向にボールが飛んでいくので、ラケットの角度を右に向け、相手コートの右側を狙って打球すると返球することができます。

初心者の方向け:レシーブのコツ・ポイント

次は、初心者の方向けにレシーブのコツについて解説していきます。

一部、前述した内容と重複する部分も出てきますが、繰り返し伝えたいポイントになるので、ぜひご覧ください。

相手サーブの回転を判断する

1つ目は相手のサーブの回転を判断することです。

レシーブにおいて重要なのは、相手がどんな回転のサーブを出しているのかを見極めることです。

そのために相手のラケットがどのように動いているか、どのようにスイングしているかをよく確認し、それに応じたレシーブをできるように意識しましょう。

 相手サーブのコースを判断する

2つ目は相手サーブのコースを判断することです。

フォアに来るのかバックに来るのか、短いボールなのか長いボールなのかなど、サーブのコースは様々です。

それに応じて返球する必要があるので、レシーブするときは主に相手のラケットの角度を見ることを意識し、スイングスピードなどで、どのくらい早いボールなのかを判断するようにしましょう!

 初心者の方向け:レシーブの練習方法(メニュー)

次は、初心者の方向けにレシーブの練習方法について解説していきます。

1種類の回転でのレシーブ練習

1つ目の練習方法は、1種類の回転だけのサーブを出してもらいそれに対するレシーブの感覚をつかむ練習方法になります。

例を挙げれば、下回転サーブのみを出してもらい、それに応じたレシーブをします。

そうすることで、効率よくそれぞれの回転に対するレシーブを身につけることができます。

複数の回転でのレシーブ練習

2つ目は複数の回転でのレシーブをランダムで受ける練習です。

例を上げると、下回転、上回転の2つのサーブを出してもらいそれに応じたレシーブのやり方を選択し、感覚を掴みます。

そうすることでより試合に近い練習をすることができ、応用力も身につけることができます。

 サーブの長短を混ぜたレシーブ練習

3つ目はサーブの長短の変化によるレシーブです。

相手にいろいろな長さのサーブを出してもらうことで、攻撃するのか安定してレシーブするのかなど場面ごとのレシーブを練習することができ、自分のレシーブの幅を広げることができます。

まとめ

今回は初心者の方向けにレシーブについて徹底解説しました。

「レシーブをしっかり身につけて勝てるようになりたい!」という方にはタクティブのパーソナルレッスンがおすすめです。

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