【リオ五輪】丹羽孝希選手ベスト8入り!
8月6日より、リオデジャネイロオリンピックが開幕しました。
スヴェンソンがスポンサー契約をしている、丹羽孝希選手は卓球男子シングルス4回戦を大逆転で勝利し、見事ベスト8入りを果たしました。
今大会、初戦の2回戦を4-2で勝利、3回戦も4-1で勝利し勢いそのままに4回戦に挑みました。
4回戦では、世界ランク22位の丹羽選手に対し、世界ランク8位の黄鎮廷(香港)と対戦。
ゲームカウント3-1の10-9という相手にマッチポイントを握られた厳しい展開から、驚異的な粘りと、大胆な攻めで大逆転勝利を収めました。
4回戦の試合で、タクティブとして注目したポイントは、丹羽選手がストレートに出すロングサーブです。
ゲームカウント3-1のマッチポイントを握られた場面で相手のバックに思い切りの良いロングサーブを出し、相手のネットミスでサービスエースを取るとそのままの勢いで5ゲーム目と6ゲーム目を奪い、ゲームカウント3-3まで持ち込みました。
ファイナルゲーム10-8でリードし、あと1ポイントという大事な場面で、またも相手のバックにロングサーブ。最後はサービスエースでポイントし、ゲームカウント4-3で勝利しました。
また、中盤ではロングサーブから、得意なバックハンドでの攻め。バックハンドからの回り込みフォアドライブなど、サーブで流れを自分のほうに引き寄せ「これぞ丹羽孝希」という素晴らしい試合でした。
卓球では、「一番最初の攻撃」と言われているサーブ。
相手の意表をつくサーブを出すことによって、試合の流れを自分に持ってくることができ、今回の丹羽選手のように、大逆転勝利に繋がる場合も多いです。
▼ちなみに、タクティブでサーブが得意といえば・・・
httpss://youtu.be/e9NltF95xhQ
タクティブでは、サーブトレーニングというサーブを重点的に鍛えるレッスンもございます。
皆様、この機会に是非、丹羽選手のサーブをマスターしてみてはいかがでしょう?
今回の試合では、4年に一度のオリンピックという大舞台で、相手に追い詰められた場面でも、ロングサーブを思い切り打って攻撃をすることが出来る、丹羽選手の精神力の強さが現れた試合でもあったと思います。
普段はあまり表情を表に出さない丹羽選手も、試合終了後は、ガッツポーズで勝利を噛み締め、笑顔を浮かべていました。
4回戦という、大きな壁を乗り越えた丹羽選手には、勢いをこのままに、準々決勝も頑張ってもらいたいですね!
丹羽孝希選手5回戦(準々決勝)は、
8月10日(水)日本時間5:00~、世界ランキング4位の張継科(中国)と対戦。
張継科選手は、前回のロンドンオリンピックで金メダルを取っており、ダイナミックなフットワークから放たれる鋭いドライブが特徴の選手です。
バックハンドの得意な丹羽選手と、鋭いドライブが特徴の張継科選手。
お互いにどのような展開で試合を行なうのか、また丹羽選手の勝利の切り札であるサーブにも注目して、一緒に丹羽選手を応援しましょう!
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■男子シングルス準々決勝 試合放送
8月10日(水)日本時間5:00~
NHK BS1、フジテレビ
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